情報センター
【情報センター】『エウゲニ・オネーギン』上演関連企画のお知らせ
「黄金に輝く幻想のロシアへ ~ロシア芸術の十勇士~」
【特設コーナー】①ロシア文豪 "5"ΠЯΤЬ (※ロシア語で5)
国民的文豪のプーシキンの傑作五大オペラの愉しさを写真を含めて味わえる「プーシキンとロシア・オペラ」(著:田辺佐保子)や、ロシアを代表する2人の偉大な芸術家であるチェーホフとチャイコフスキーの交流を探る「チェーホフとチャイコフスキー」(著:E・バーバノヴィッチ)などをご紹介しています。
全集では、代表作をじっくりと堪能できます。ロシア・リアリズムの祖とされるゴオゴリの全集では「外套」「狂人日記」を始めとした作品群を収録、反権力的な思想を持ち、徹底した非暴力主義者としても知られるトルストイの全集では「戦争と平和」を4~6巻の全3巻に収録しています。
【特設コーナー】②ロシア作曲家 "5"ΠЯΤЬ( ※ロシア語で5)
チャイコフスキーを筆頭にしたロシア音楽の作曲家たちになぜ心を揺さぶられるのかを論じた「チャイコフスキーがなぜか好き」(著:亀山郁夫)や、ラフマニノフの生涯を辿った「伝記 ラフマニノフ」(著:ニコライ・バジャーノフ)、芸術仲間との交流や、創造の秘密に迫る「新装版 プロコフィエフーその作品と生涯」(著:サフキーナ)から、政治や歴史に翻弄されながらも、傑作を生みだし続けた音楽家たちの人生を読むことができます。
名曲解説の決定版「最新名曲解説全集」を再編した、「作曲家別名曲解説ライブラリー」(出版:音楽之友社)では最近の研究に基づいて加筆された曲解説を堪能できます。
【ミニコーナー】セルゲイ・ディアギレフとロシア・バレエ団、バレエ・リュス
20世紀芸術史の大事件とまで言われるロシア・バレエ団、バレエ・リュスの出現。
その生みの親である、セルゲイ・ディアギレフは、23年という短い活動期間で、舞踊、演劇、音楽、視聴芸術を一変させ、20世紀芸術を方向づけたという。「20世紀の芸術に関心を寄せるものに、その名を知らぬものなし」と言われるディアギレフの生涯と、豪華絢爛を極めた奇跡のロシア・バレエ団、バレエ・リュスについてをご堪能いただけるコーナーです。
【展示】アンナ・パブロワとロシアバレエ
パブロワの白鳥姿を始め、多くのポートレートを収録した「Pavlova:Portrait of a dancer」と、ボリジョイ劇場200周年記念集に掲載された貴重な群舞の1ページをご覧いただける他、鮮やかなイラストが表紙のバレエ音楽の楽譜を展示しております。
開催概要
オペラ『エウゲニ・オネーギン』上演関連書籍コーナー「黄金に輝く幻想のロシアへ ~ロシア芸術の十勇士~」
開催場所
新国立劇場5階 情報センター 閲覧室
開催期間
2024年1月24日(水)より開催中
(開室日の10:00~18:00 入室の最終受付は17:30です)
情報センター開室カレンダーを十分お確かめの上、ご来場ください。