情報センター
「シェイクスピアに魅せられて」第2弾のお知らせ
シェイクスピアを原文で読んでみませんか?
既刊の第1集は、シェイクスピア劇で馴染みのある作品が目白押し!
①「お気に召すまま」As You LIke It (編注:柴田稔彦)
②「ハムレット」Hamlet (編注:高橋康也・河合祥一郎)
③「ジュリアス・シーザー」Julius Ceasar (編注:大場建治)
④「リア王」 King Lear (編注:Peter Milward)
⑤「マクベス」 Macbeth (編注:今西雅章)
⑥「ヴェニスの商人」The Merchant of Venice (編注:喜志哲雄)
⑦「夏の夜の夢」A Midsummer-night`s Dream (編注:石井正之助)
⑧「オセロー」Othello (編注:笹山 隆)
⑨「リチャード三世」King Rechard the Third (編注:山田昭広)
⑩「ロミオとジュリエット」Romeo and Juliet (編注:岩崎宗治)
⑪「テンペスト」The Tempest (編注:藤田 実)
⑫「十二夜」Twelfth Night (編注:安西徹雄)
新着の第2集は、中劇場で公演中の「尺には尺を」をはじめ、
シェイクスピアファーストフォリオ出版400年にふさわしいラインアップ!
⑬「ヘンリー四世 第一部・第二部」King HenryⅣ, Part1 and 2 (編注:河合祥一郎)
⑭「ウインザーの陽気な女房たち」The Merry Wives of Windsor (編注:竹村はるみ)
⑮「リチャード二世」King RichardⅡ (編注:篠崎 実)
⑯「タイタス・アンドロニカス」Titus Andronicus (編注:清水徹郎)
⑰「冬物語」The Winter's Tale (編注:井出 新)
⑱「尺には尺を」Measure for Measure (編注:佐々木和貴)
⑲「じゃじゃ馬ならし」The Taming of the Shrew (編注:前沢浩子)
⑳「アントニ―とクレオパトラ」Antony and Cleopatra(編注:佐藤達郎)
Q:シェイクスピアの英語って、古くて難しくないの?
A:高校生レベルの文法・読解力があればOK。現代英語と異なる文法・語法・語彙にはしっかりと注がついています。
Q:日本語で読んでも意味がわからないセリフがあるんだけど?
A:それは当時の文化や風習、諺が隠れていて、意味をわかりにくくさせているから。そういった時には諺や定型表現、ネタとなる神話や歴史的事実、聖書にいたるまで充実した解説が楽しめます。
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■その他、新着書籍のご紹介
「シェイクスピア、それが問題だ!」
(著)井出 新
謎多き者、汝の名はシェイクスピア。
シェイクスピアを観る・読むがもっと楽しくなる1冊!
「実在の人物なの?」「当時の観劇料はいくら?」「二つ折り本ってなんですか?」「無韻詩ってなに?」などなど、シェイクスピアの人生や、当時の演劇事情、知っておくと作品が理解しやすくなる文化背景、原文理解のための基礎知識を、1ページ読み切りのQ&A 形式でご紹介しています。
■主要目次
1,シェイクスピアってどんなひと?《人となり》
2,どんな時代でしたか?《時代・文化背景》
3,どんな作品ですか?《作品》
4,どう読めばいいですか?《英文を読むためのヒント》
本書での作品引用は『大修館シェイクスピア双書』と照らし合わせることもできるため、こちらで気軽にシェイクスピアという作家を知り、彼の作品を読み始める前の水先案内人のような使い方をするのがおすすめです。
_________________________________________________________________________________________________________________________________________________■関連展示のお知らせ
当劇場所蔵のシェイクスピア ファーストフォリオと、「新修 シェークスピヤ全集」を展示しています
「ファースト・フォリオ」
1623年に出版されたシェイクスピア最初の戯曲全集。正式なタイトルは『ウイリアムシェイクスピアの喜劇、史劇、悲劇』("Mr. William Shakespeare's, Comedies, Histories, & Tragedies")
当時知られていた戯曲37編のうち『ペリグリーズ』を除く36編をフォリオ版(二折り判)としてまとめて出版された。『ペリグリーズ』が除かれたのは、シェイクスピアの真作ではないことが疑われたためといわれている。
2016年4月、新たなファーストフォリオが英国スコットランド・ビュート島にある大邸宅「マウント・スチュワート」で発見された。今回の発見で、現在確認されているファースト・フォリオの数は234冊となった。
新国立劇場では、1866年に発行されたレプリカを所蔵している。
「新修シェークスピヤ全集」
(訳)坪内逍遥
1933年~1935年に、中央公論社より刊行された。ロイヤルブルーの表紙にはシェイクスピアの肖像画が施され、中身にも美しい挿絵が描かれている。今回の展示では、第二巻「間ちがひつゞき」(1935)第十七巻「ウインザーの陽氣な女房」(1934)第十八巻「むだ騒ぎ」(1935)第十九巻「お氣に召すまゝ」(1934)第二十五巻「ロミオとジュリエット」(1933)第三十一巻「アントニ―とクレオパトラ」(1935)第三十七巻「颶風(テムペスト )」(1934)をご覧いただけます。
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■シェイクスピア劇銅版画集
1790年~1803年にかけて、ロンドンのシェイクスピアギャラリーでジョン・ボイデルとジョサイヤ・ボイデルにより出版された、シェイクスピア劇の名場面を描いた銅版画集。そのうちの15枚を新国立劇場 情報センターで所蔵、今回15枚の銅版画をご覧いただけます。(複製)
開催概要
演劇「尺には尺を」「終わりよければすべてよし」上演関連書籍コーナー「シェイクスピアに魅せられて」
開催場所
新国立劇場5階 情報センター 閲覧室
開催期間
ただいま開催中 2024年3月末まで
(開室日の10:00~18:00 入室の最終受付は17:30です)
情報センター開室カレンダーを十分お確かめの上、ご来場ください。