バレエ・コフレ
火の鳥/精確さによる目眩くスリル<新制作>/エチュード<新制作>
Ballet CoffretThe Firebird / The Vertiginous Thrill of Exactitude / Etudes
- 公演期間:
- 2025年3月14日[金]~3月16日[日]
- 予定上演時間:
- 約2時間30分(休憩含む)
Introductionはじめに
珠玉のバレエ、豪華三本立て!
「コフレ」とは「宝石箱」を意味するフランス語。20世紀の珠玉の作品を三本立てで楽しめる公演をお届けします。
華麗なテクニックとバランシンを思わせる幾何学的な美しさが魅力のランダー『エチュード』とシャープな動きが特徴のフォーサイスの人気作品『精確さによる目眩くスリル』を新制作で、そして2013年以来の上演となるバレエ・リュスの代表作『火の鳥』を上演します。
それぞれに優れた音楽、美術、振付からなる短いバレエが厳選されたプログラムで、全幕バレエとはまた異なる多彩な刺激と楽しみ、そして満足感を得ることができるトリプル・ビルです。
Newsお知らせ
- 2024.11.1
- 「バレエ・コフレ」キャスト決定のお知らせ(11月1日更新)
- 2024.2.28
- 2024/2025シーズン バレエ・ダンス ラインアップを発表しました
Schedule公演日程
公演日程
2025年3月14日(金)19:00
2025年3月15日(土)14:00
2025年3月15日(土)18:30
2025年3月16日(日)14:00
...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
予定上演時間
約2時間30分(休憩含む)
- 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。
会 場
新国立劇場 オペラパレス
オペラパレスの内部を見る(googleストリートビューが開きます)ご注意事項
- 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
- 3月15日(土)14:00公演は4階席の一部に学校団体が入る予定です。
Staff&Castスタッフ・キャスト
スタッフ
『火の鳥』
- 【振付】ミハイル・フォーキン
- 【音楽】イーゴリ・ストラヴィンスキー
- 【美術】ディック・バード
- 【衣裳】ナターリヤ・ゴンチャローワ
- 【照明】沢田祐二
『精確さによる目眩くスリル』
- 【振付】ウィリアム・フォーサイス
- 【音楽】フランツ・シューベルト
- 【美術・照明】ウィリアム・フォーサイス
- 【衣裳】ステファン・ギャロウェイ
『エチュード』
- 【振付】ハラルド・ランダー
- 【音楽】カール・チェルニー/クヌドーゲ・リーサゲル編曲
- 【ステージング】ジョニー・エリアセン
- 【アーティスティック・アドヴァイザー】リズ・ランダー
- 【照明】ハラルド・ランダー
Profile
【振付】ハラルド・ランダー(Harald LANDER)
1905年コペンハーゲン生まれ。13年からデンマーク王立バレエ学校で学ぶ。23年にデンマーク・ロイヤルバレエに入団し、オーギュスト・ブルノンヴィル『デンマークから遠く離れて』でソリストとしてデビューした。27年にデンマークを離れ、ニューヨークでミハイル・フォーキンに師事。29年デンマーク・ロイヤルバレエに再び入団し45年まで主役を踊った。31年から51年までデンマーク・ロイヤルバレエの芸術監督に就任し、『ボレロ』『七つの大罪』『エチュード』など30以上のバレエ作品を創作した。52年から63年までパリ・オペラ座バレエのバレエ・マスターおよびパリ・オペラ座バレエ学校校長に就任。ミラノ・スカラ座、アメリカン・バレエ・シアター、ロンドン・フェスティバル・バレエ、リオデジャネイロ市立劇場、オランダ国立バレエ、ハンブルク州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ミュンヘン国立歌劇場、フィンランド国立バレエ、パリ・オペラ座バレエなどに作品を振り付けた。『ナポリ』『ラ・シルフィード』『コンセルヴァトワール』『ジェンツァーノの花祭り』などのブルノンヴィルのレパートリーや、『ペトルーシュカ』『薔薇の精』などフォーキンのバレエの多くを上演し大切に守った。71年に母国デンマークで逝去。
Profile
【振付】ウィリアム・フォーサイス(William FORSYTHE)
ニューヨークで育ち、フロリダでノーラン・ディングマンとクリスタ・ロングに師事。ジョフリー・バレエ、後にシュトゥットガルト・バレエで踊り、1976年に常任振付家に任命される。84年からはフランクフルト・バレエの芸術監督を20年間務める。フランクフルト・バレエの解散後、新たにザ・フォーサイス・カンパニーを設立し、2005年から15年まで指揮を執った。この間に創作された作品はフォーサイス・カンパニーのみで上演されているが、それ以前の作品は世界の主要なバレエ団のレパートリーとして取り上げられている。最近では、パリ・オペラ座バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、ボストン・バレエのためにオリジナル作品を創作し、サドラーズ・ウェルズ劇場が制作した『A Quiet Evening of Dance』は国際的に高い評価を得ている。 現在、南カリフォルニア大学グローリア・カウフマン・スクール・オブ・ダンスの振付研究所の教授、芸術顧問。
Profile
【振付】ミハイル・フォーキン(Michel FOKINE)
1880年、サンクトペテルブルグ生まれ。帝室バレエ学校に学び、卒業後はマリインスキー劇場バレエのソリストとして活躍。ロシアを訪れたイサドラ・ダンカンの踊りに大きな衝撃を受け、振付表現の統一された、心理的な意味づけのある「新しいバレエ」を提唱した。『シェヘラザード』『薔薇の精』『レ・シルフィード』『ペトルーシュカ』などバレエ・リュスの初期の作品のほとんどを振付けた。1918年以降はロシアを出てフリーの振付家として活動し、各国に招かれてバレエ・リュスのレパートリーを広めた。42年ニューヨークにて死去。
Profile
【指揮】マーティン・イェーツ(Martin YATES)
20年余りにわたり多彩なジャンルで活躍してきた英国人指揮者。ピアノ、作曲、指揮を学んだ後、イスラエル・ナショナル・オペラで指揮者としてデビュー。以降、英国内のロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市立交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー、ハレ管弦楽団などのオーケストラに客演し、ヨーロッパ各地の管弦楽団に招かれている。スウェーデン室内管弦楽団ではマーク=アンソニー・タネジの『A Prayer Out of Stillness』の世界初演を指揮。また一流の伴奏者としても評価が高く、ホセ・カレーラス、バーバラ・ヘンドリックス、ブリン・ターフェル、モンセラート・カバリエ、ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギュー、ヨーヨー・マら世界的に有名な芸術家と共演している。またミュージカル指揮者としても知られており、ウェスト・エンドのミュージカルのヒット作の音楽監督を多数務めている。バレエは音楽活動の中心的位置を占めており、英国ロイヤルバレエとは、2004年2月にストラヴィンスキー作曲『アゴン』でデビューして以来、これまでに『マノン』 『ロメオとジュリエット』 『うたかたの恋』 『七つの大罪』 『白鳥の湖』を指揮したほか、同団のツアー公演に同行している。ノルウェー国立バレエ団、フィンランド国立バレエ団にもたびたび客演し、成功を収める。新国立劇場では、『マノン』 『シンデレラ』 『ロメオとジュリエット』 『ドン・キホーテ』を指揮しており、23年に初演した『マクベス』(ジュラルディン・ミュシャ作曲)では編曲・指揮を務めた。
Programmeプログラム
火の鳥
振付:ミハイル・フォーキン
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
バレエ・リュスの創始者ディアギレフの依頼でストラヴィンスキーが作曲、フォーキンが振りつけたという豪華な作品。 ロシアの民族色濃い物語と音楽に、フォーキンもロシアの民族舞踊の要素をふんだんに取り入れています。気高く孤高の火の鳥、魔王カスチェイの手下たちのダイナミックな踊りなど、短い作品ながら緊張感あふれる踊りをお楽しみください。
精確さによる目眩くスリル
振付:ウィリアム・フォーサイス
音楽:フランツ・シューベルト
時代の先端をいく作品を創作してきたフォーサイスによる、クラシックバレエへのオマージュが込められたプロットレス・バレエ。クラシックバレエの型とテクニックが用いられつつもオフバランスと多重心が多用され、ダンサーたちは身体の強靭さと限界までの柔軟さが求められます。シャープなテクニックと、キレのある鋭い踊りをお楽しみください。
エチュード
振付:ハラルド・ランダー
音楽:カール・チェルニー
デンマークの振付家ハラルド・ランダーによる、クラシックバレエのレッスンをオマージュしてつくられた作品で、1948年にデンマーク王立バレエで初演されました。バレエダンサーの練習は、ウォームアップから始まり、小さな動きから徐々に身体を大きく動かすように行われていきます。本作はそれと同様にバーを使った踊りから広がりのある動きへと展開し、最後はスリリングな回転とジャンプで幕を閉じます。ダンサーたちが日々訓練を行っているシンプルな動きが、いかにして芸術になりうるのかに焦点があてられた、ランダーの代表作です。
Ticketsチケット
チケット料金
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
料金 (10%税込) |
12,100円 | 9,900円 | 7,700円 | 5,500円 | 4,400円 |
席種 | 料金(10%税込) |
---|---|
S席 | 12,100円 |
A席 | 9,900円 |
B席 | 7,700円 |
C席 | 5,500円 |
D席 | 4,400円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,650円(10%税込)
座席表
前売り開始日
アトレ会員先行販売期間:2024年11月2日(土)10:00~11日(月)
新国メンバーズ先行販売期間:2024年11月3日(日・祝)10:00~11日(月)
一般発売日:2024年11月16日(土)10:00~
チケット取り扱い
割引等のご案内
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。
- ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。
ジュニア割引(中学生以下):20%割引
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。
- ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。
当日学生割引:50%割引
公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。
障がい者割引:20%割引
ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
- 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。
割引の詳細はこちら
U25・39優待チケットについてはこちら
Z席の購入方法
- Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
- Z席は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
- 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
- 電話での予約は承れません。
グループでの
お申し込み
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
ご注意事項
- 4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
- 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。また、1階席前方のお座席ではダンサーの足先などが見えにくい場合がございます。
- 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
- 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
- やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。