バレエ研修所ニュース
「エトワールへの道程 2025」ゲストダンサー出演作品・出演日決定/福田圭吾振付作品初登場!
「エトワールへの道程 2025-新国立劇場バレエ研修所の成果-」ゲストダンサーの出演日が決定しました。
浅井敬行 『ドン・キホーテ』第3幕より(3/8)『Phases』(3/8,9)
厚地康雄 『ドン・キホーテ』第3幕より(3/9)
また、元新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト 福田圭吾による振付作品『Phases』の上演が決定しました。
この作品は2015年新国立劇場ダンス公演「DANCE to the Future ~Third Steps~」で発表された作品で、今回の公演にあたり、リメイクしての上演となります。福田圭吾作品は、バレエ研修所初登場です。
ぜひ、ご期待ください!
浅井敬行 ASAI Takayuki
〈志村バレエ〉
2004年金澤志保バレエスタジオでバレエを始め、10年より志村昌宏・有子バレエスタジオで学ぶ。11年ピッツバーグバレエシアタースクールに入学し、12年アーツバレエシアターオブフロリダに入団し、14年よりバレエ団附属スクールで年間講師も務めた。15年ヴロツワフ歌劇場にソリスト、16年ポーランド国立ポズナン大劇場にデミソリストとして入団 。17年に帰国後志村バレエに所属し、牧阿佐美バレヱ団や小林紀子バレエシアター、谷桃子バレエ団に客演するなど、幅広く活動している。
厚地康雄 ATSUJI Yasuo
〈元英国バーミンガムロイヤル・バレエ プリンシパル〉
栃木県出身。石原千代に師事。2003年、NBA全国バレエコンクール審査委員長特別賞受賞。同年、英国ロイヤルバレエ学校に留学。在学中にバーミンガムロイヤルバレエ(BRB)芸術監督のデヴィッド・ビントレーの目に留まり、06年2月に卒業を待たずにBRBに入団した。同年7月、ロイヤルバレエ学校卒業公演にゲストとして招かれ、英国ロイヤルオペラハウスでアシュトン『誕生日の贈り物』プリンシパルカップルを踊った。11年、デヴィッド・ビントレーの新国立劇場バレエ団芸術監督兼任を機に、彼に勧められて同バレエ団にソリストとして移籍する。同年の『くるみ割り人形』で主役デビュー、翌年ファーストソリストに昇格。2年半の在籍中、『ジゼル』『ドン・キホーテ』など、多数の作品で主役を務めた。
13年に、BRBにファーストアーティストとして再入団。 同年、ライト『くるみ割り人形』、ビントレー『パゴダの王子』で主役に抜擢された。18年の日本ツアーではライト『眠れる森の美女』の王子で錦を飾り、同団初めての日本人男性プリンシパルになった。 長身を生かしたダイナミックな踊りと、王子から悪役までの幅広い役柄の演じ分けでイギリス国内で好評を博した。特に『ロメオとジュリエット』ロメオ役と『白鳥の湖』王子役では地元メディアから高い評価を得た。 22年に活動の拠点を日本に移し、NHKバレエの饗宴、東京バレエ団ガラ公演、NBAバレエ団『ドラキュラ』、小林紀子バレエシアター『シンデレラ・スウィート』など、多数の国内公演にゲスト出演している。23年に今後の活躍が期待される芸術家として宇都宮市から宇都宮エスペール賞を授与された。24年、ミュージカル「ビリー・エリオット」にオールダー・ビリー役で出演。
【振付・指導】福田圭吾 FUKUDA Keigo
〈元新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト〉
大阪府出身。ケイ・バレエスタジオにてバレエを始め、矢上香織、久留美、恵子に師事。 2003年英国バーミンガム・ロイヤルバレエで研修し、06年新国立劇場バレエ団に入団。09年トワイラ・サープの「プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』でプリンシパルに抜擢され好評を博し、19年『アラジン』で主役を踊る。10年ソリスト、12年ファースト・ソリストに昇格。 古典、現代バレエ、創作を問わず様々な作品で主要な役を踊り、24年に退団。振付家としてはNBJ Choreographic Groupにて意欲的に作品の発表を行ったほか、『ROCK BALLET with QUEEN』(21・23年) 演出・振付、日本バレエ協会「バレエクレアシオン」『The Overview Effect』(21年)振付などを手掛けている。新国立劇場では「Young NBJ GALA 2025」で新作発表予定。
▼2015年新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future」より『Phases』(撮影:鹿摩隆司)