バレエ研修所ニュース
【press release】バレエ研修所公演 「バレエ・コンサート 2024」〈11/16(土)・17(日)〉
新国立劇場バレエ研修所では
11月16日(土)・17日(日)両日15時より、新国立劇場中劇場にて
「 バレエ・コンサート 2024」を開催します。
新国立劇場バレエ研修所公演 バレエ・コンサート 2024
会場:新国立劇場・中劇場
公演日時:2024年11月16日(土)・17日(日)両日15:00
【出演】 新国立劇場バレエ研修所第20期生・第21期生・第22期生・第23期生
【ゲスト出演】小柴富久修、石山 蓮、森本晃介
【主 催】新国立劇場
チケット料金(税込)全席指定:2,750円(税込) Z席 1,650円(10%税込)
お電話でのお求め:新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999
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〈〈Programmeプログラム〉〉
●『ダンス・ダンス・ショパン』
振付:牧 阿佐美
音楽:フレデリック・ショパン
ピアノ演奏:中川 彩
ゲスト出演:森本晃介(新国立劇場バレエ団)
●『パリの炎』よりパ・ド・ドゥ
原振付:ヴァシリー・ワイノーネン
音楽:ボリス・アサフィエフ
●『海と真珠』
- 振付:アレクサンドル・ゴルスキー
- 音楽:リッカルド・ドリゴ
●『ボーイズ・アンシェヌマン』
振付・音楽:ボリス・アキモフ
編曲・ピアノ演奏:吉田育英
*本著作物の上演使用は、ボリス・アキモフ氏により許諾されています。
●『エスメラルダ』よりパ・ド・シス
振付:アグリッピナ・ワガノワ
音楽:チェーザレ・プーニ
ゲスト出演:石山 蓮(新国立劇場バレエ団)
●キャラクター・ダンス
振付・指導:ゲンナーディ・イリイン
ピアノ演奏:吉田 育英
●『くるみ割り人形』第2幕より
振付:レフ・イワーノフ
(後にアレクサンドル・ゴルスキー、ヴァシリー・ワイノーネン)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ゲスト出演:小柴富久修(新国立劇場バレエ団)
新国立劇場バレエ研修所は、日本初の国立劇場附属の研修機関として2001年に開所し、修了者はバレエ界の第一線で活躍しています。
2024年度からは、研修システムとカリキュラムを改編し、原則4年間の全日制一貫研修(本科前期・後期課程:各2年間)に移行、またジュニアクラスも開講しました。
新たな研修体系で迎える最初の舞台となる今回の「バレエ・コンサート」では、『くるみ割り人形』第2幕から見どころたっぷりのシーンを抜粋上演、牧阿佐美振付の人気作『ダンス・ダンス・ショパン』や、バレエ研修所の幅広いカリキュラムからキャラクターダンスの数々をご披露いたします。
研修の成果をどうぞご覧ください。
『ダンス・ダンス・ショパン』
振付:牧 阿佐美 音楽:フレデリック・ショパン
▷作品案内
数あるショパンのピアノ曲の中からワルツ・マズルカ・エチュードなど小品7曲を選び、それぞれの曲のもつリズムや曲調に合わせて創作してみました。
1曲1曲の動きには特にドラマや意味はなく、ショパンの音楽がもつ繊細さを、クラシックバレエの基礎に基づいた動きで表現しています。[解説:牧 阿佐美]
『パリの炎』よりパ・ド・ドゥ
原振付:ヴァシリー・ワイノーネン 音楽:ボリス・アサフィエフ
▷作品案内
1932年に初演された全4幕の作品ですが、現在は第4幕のパ・ド・ドゥだけ抜粋して、ガラ公演などで踊られることが多い作品です。エネルギッシュで躍動感溢れる踊りをお楽しみください。
『海と真珠』
振付:アレクサンドル・ゴルスキー 音楽:リッカルド・ドリゴ
▷作品案内
「海と真珠」は、「せむしの仔馬」という全幕バレエの第3幕海底の場で登場するワンシーン。海の役の男性1名、真珠の役の女性2名、合計3名で踊られるパ・ド・トロワ。
『ボーイズ・アンシェヌマン』
振付・音楽:ボリス・アキモフ 編曲・ピアノ演奏:吉田育英
▷作品案内
ボリショイ劇場バレエ元芸術監督のボリス・アキモフ氏振付による男性ダンサーのための作品。
新国立劇場バレエ研修所では2009年(発表会)に初演されて以来、再演を重ねています。
『エスメラルダ』よりパ・ド・シス
振付:アグリッピナ・ワガノワ 音楽:チェーザレ・プーニ
▷作品案内
『エスメラルダ』はヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』に着想して作られた3幕5場のバレエ作品。チェーザレ・プーニの曲にジュール・ペローが振付し、1844年初演。
当公演で上演されるのはバレエ教師として著名なアグリッピナ・ワガノワがプティ場版を基に1935年に再振付したもの。
キャラクター・ダンス
振付・指導:ゲンナーディ・イリイン ピアノ演奏:吉田 育英
▷作品案内
キャラクター・ダンス(danse de charactere)とは民族舞踊とは違い、古典バレエ、
『くるみ割り人形』第2幕より
振付:レフ・イワーノフ(後にアレクサンドル・ゴルスキー、ヴァシリー・ワイノーネン)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
▷作品案内
第2幕は、ダンサーたちの競演となり、いろいろな国の踊りを取り入れたディヴェルティスマンは、さまざまな踊りを楽しむことができます。当作品の第2幕は原台本ではお菓子の国であり、スペインはチョコレート、アラビアはコーヒー、中国はお茶、ロシアはトレパックという大麦糖の飴菓子、フランス(葦笛の踊り)はミルリトンという各国のお菓子の名がついています。この第2幕からチャイコフスキーが作曲していた当時開発されたばかりの鍵盤楽器チェレスタが使用されています。
新国立劇場バレエ研修所⇒⇒⇒⇒海外
【topics 1 】今年の海外研修はミラノ・スカラ座バレエ・アカデミーへ
『ANAスカラシップ』制度により、当研修所第20期生5名はこの秋ミラノ・スカラ座バレエ・アカデミーで約3週間にわたり研修しました。
【topics 2 】
韓国「ソウル国際ダンスコンクール 2024」で小寺夏鼓(本科後期課程)がバレエ・ジュニア男子部門で第1位を受賞!
【topics 3】中川奈奈さん(第18期修了)が所属バレエ団チェコ国立バレエで全幕主役!
2023年3月に新国立劇場バレエ研修所を修了し、チェコ国立バレエに入団した中川奈奈さん(第18期修了)が、6月上演の『ラ・シルフィード』で主役に抜擢されました。
新国立劇場バレエ研修所⇒⇒⇒⇒⇒新国立劇場バレエ団
【topic4】新国立劇場バレエ団ソリスト廣川みくりさん(第11期修了)の活躍
新国立劇場バレエ研修所出身の小野絢子さん(第3期修了)や木村優里さん(第10期修了)が当バレエ団の主役で活躍中ですが、第11期修了の廣川みくりさん(第11期修了)が、『くるみ割り人形』や『ラ・バヤデール』で主役を演じ好評を博しました。また近年の様子がTVにて放送されています。
さらに、新国立劇場ダンス公演 森山開次『新版・NINJA』に、府川萌南(
▼新国立劇場バレエ団ソリストの廣川みくり(新国立劇場バレエ研修所第11期修了)密着取材がRSK山陽放送「イブニングニュース」にて放送されました。
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