【連載⑤田尻紗菜】「エトワールへの道程 2024」（3/9,10公演）＆カナダ国立バレエ学校レポート

当公演が修了公演となる第19期生6名のこれまでの歩みを、カナダ国立バレエ学校での研修の様子とともに、1名ずつ連載でご紹介していきます。

今回登場は田尻紗菜です！

研修の集大成となる「エトワールへの道程 2024」では3/9『眠れる森の美女』第3幕の〈（宝石）ダイヤモンド〉を、同演目3/10〈青い鳥とフロリナ王女のパ・ド・ドゥ〉を当研修所第19期の竹花治樹と踊ります。

◆田尻紗菜「エトワールへの道程 2024」の出演予定演目

『トリプティーク～青春三章～』

『Conrazoncorazon』

『眠れる森の美女』第３幕より：

　（宝石）ダイヤモンド（3/9)

　　青い鳥とフロリナ王女のパ・ド・ドゥ （3/10）

どうぞご期待ください！

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【レポート】カナダ国立バレエ学校研修

新国立劇場バレエ研修所の海外研修は、2018年より全日本空輸株式会社と新国立劇場によって創設された「ANAスカラシップ」制度で実施されています。

今回第19期生6名が約3週間にわたり、昨年に引き続きカナダ国立バレエ学校で研修を行いました。

詳しくは下記をご覧ください。

▶バレエ研修所「ANAスカラシップ」

【田尻紗菜による研修レポート（抜粋）】

　

今回の海外研修で、いかなる環境でも自分の力を最大限発揮し吸収する能力が必要だと感じました。

レッスンの中で、技術面は勿論のこと自分の表現したいことを踊りに出す表現力が大切だということを教えていただきました。

また、自分の内側から出る感情をお客様に伝えることがプロのバレエダンサーには必要だということを伺い、伝える力ももっと自分には必要だと痛感しました。

そして、役柄によって踊っている時に感じる気持ちも違いますが、物語や話の背景を考えながら踊ることが大切だということも学びました。

日々の研修に加えて、学校公演、バレエ団のリハーサルや公演を鑑賞できたことが本当に嬉しかったです。

今回カナダ国立バレエ学校への研修で、バレエだけでなく、海外でしか学べない文化の違いなども経験しました。

カナダで得たものを活かせるように、今後もより一層精進していこうと思います。

こうした海外研修など様々な経験の成果を皆様にご披露する「エトワールへの道程 2024－新国立劇場バレエ研修所の成果－」が来月３月上演されます。

ぜひ研修生たちの姿を舞台でご覧ください。