バレエ研修所ニュース
【レポート】第19期生による自作自演作品発表
9月中旬、第19期生による自作自演作品の発表を研修所スタジオ内で行いました。
バレエ研修所では開所以来、最上級生である研修2年目の研修生に"自作自演作品の創作"が、課題として与えられています。
研修生自身が作品のテーマやタイトルを考え、音楽を選び、振付をし、衣裳を考案し、自分自身が踊り、作品として発表します。
小倉佐知子バレエ研修
研修生一人ひとりが自分自身と向き合い、日々のレッスンで学んだ技術や感性を活かして、どのような舞踊表現ができるかに挑戦し、その成果を披露しました。
研修生の伸び伸びとした個性溢れる作品に、盛大な拍手が贈られました。
『謝れない男』 振付・出演:朔 元信
【本人による作品案内】
音楽を決めてから作品タイトルや振付を考えました。作品の内容と自分を重ねて演じました。
『Face My Fears』 振付・出演:堀之内 咲希
【本人による作品案内】
自分に自信がない私の今とこれからを表現しました。
普段はポジティブに考えることが多いのですが、将来のことを思うと意外に自信がない自分自身を感じたことが振付のきっかけです。
『addiction』 振付・出演:田尻 紗菜
【本人による作品案内】
自分の違う一面が表現できるように振り付けました。
作品タイトル『addiction』は依存症という意味ですが、依存から脱却する姿、一人の女性の成長をテーマに作品を振り付けました。
『離人』 振付・出演:神野 日菜
【本人による作品案内】
自身の現実感を喪失。
時おり自分が周りから薄れていく感覚があります。それを克服する作品を創作しました。
『oxygen』 振付・出演:小田 那奈
【本人による作品案内】
自分への挑戦という思いを込めてつくりました。
普段の自分のイメージとは正反対のものをつくってみたいと思いました
『for you』 振付・出演:竹花 治樹
【本人による作品案内】
見ているお客さんが少しでも楽しくなるように、この作品から高揚感を伝えられたら嬉しいです!
こうした日々の様々な研修の成果を劇場でぜひご覧ください。
会 場:新国立劇場・中劇場
公演日時:2023年12月2日(土)・3日(日)両日15:00開演
チケット料金(税込)全席指定:2,750円 Z席:1,650円