バレエ研修所ニュース
基礎科「ジュニアクラス」が開講しました。
9月29日、新国立劇場バレエ研修所に新設された13・14歳のための基礎科「ジュニアクラス」が開講し、第1回目のレッスンが行われました。
レッスンに先立ち行われた開講式では、藤野公之常務理事より初のジュニアクラス受講生に対して激励と期待の言葉が贈られました。
新国立劇場バレエ研修所は、より優れたダンサーの育成を図るため2024年度より新研修体系への移行をめざしています。それに先駆け、この「ジュニアクラス」が新設されました。ここにいる19名の皆様は、厳しい選考を経て、プロを目指して当クラスを受講する初めての方々です。当研修所修了生の本島美和さん(現研修所主任講師補)、小野絢子さんや木村優里さんなど多くの先輩方が新国立劇場バレエ団で活躍されています。皆さんも夢や希望を忘れずに、当バレエ団はもとより、世界で活躍するダンサーを目指されることを期待しています。
△開講式
続いて、小倉佐知子バレエ研修所長より励ましの言葉が贈られました。
皆さんの年齢は、バレエの基礎を身に着けるのに大切な時期です。基礎がしっかり身体に入っていることは、テクニックや表現を高めるうえで非常に重要です。私の恩師でもある牧阿佐美 前バレエ研修所長は生前、常に「バレエは一生かかって基礎です」とおっしゃっていました。プロになっても基礎が大切です。皆さんは、これからのレッスンでは緊張するのではなく「集中」し、楽しむことも忘れずに、日々学んでいってください。
△記念撮影
小倉所長より受講許可証が授与された後、西川貴子副主任
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