新国立劇場2023/2024シーズンバレエのフィナーレを飾る『アラジン』が6月23日に東京公演、7月7日には札幌文化芸術劇場 hitaruでの公演を皆さまの温かい拍手に包まれ無事終了いたしました。心より感謝申し上げます。

この『アラジン』公演では、野村不動産株式会社様、野村不動産ライフ＆スポーツ株式会社様のご協賛により、文化芸術に触れる機会が少ない子どもたち約30名を招待する〈新国立劇場こども観劇プログラム・バレエ『アラジン』〉を初の試みとして実施いたしました（6月22日公演）。本企画は、共催の「一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン」とともに、次代を担う世代の健やかな育成と現代舞台芸術の一層の裾野の拡大を目指したものです。
観劇プログラム当日には開演前にバレエ鑑賞の手引きとなる事前レクチャーを行い、劇場空間にもなじんでいただいた後、舞台上で繰り広げられる空飛ぶじゅうたんやランプの精の登場シーンなど夢いっぱいの華やかな演出や、美しく、時にコミカルなダンス、生のオーケストラによる音楽を堪能していただきました。終演後のアンケートでは、「主人公がかっこよかった」「ダンサー、音楽などセリフがなくても伝わりました」といった嬉しいお声が寄せられています。

新国立劇場では、若い世代に芸術鑑賞の楽しさと感動の道を開く意義ある事業として、「高校生のためのオペラ鑑賞教室」「こどものためのバレエ劇場」を開催しています。
詳しくは以下の公演情報をご覧ください。