バレエ&ダンス公演関連ニュース
「バレエ・アステラス 2024」追加演目決定!
8月3日(土)、4日(日)の2日間、新国立劇場オペラパレスにて上演される特別ガラ公演「バレエ・アステラス2024」において、ゲスト出演のアリーナ・コジョカルと吉山シャール ルイにより、F.アシュトン振付『ラプソディ』よりパ・ド・ドゥが追加上演されることが決定しました。
世界トップクラスのコジョカルと吉山の二人は、優雅で美しい『ラプソディ』のパ・ド・ドゥと、恋の高まりを情熱的に描く『マノン』のパ・ド・ドゥと、二つの対照的な愛の姿を、細やかにかつ大胆に演じ分けます。
『ラプソディ』は1980年、英国エリザベス皇太后陛下の80歳の誕生日を記念して、F.アシュトンがS.ラフマニノフの名曲「パガニーニの主題によるラプソディ(狂詩曲)」に合わせて創作した作品で、アシュトン最後の作品の一つです。 今回、その作品の中から上演するパ・ド・ドゥは、この楽曲の中でも特に有名な第18変奏曲に合わせて踊られる名作です。ピアノ独奏からオーケストラに引き継がれ、ゆったりとした速さで歌うように演奏される曲にのせて、優雅で幸福感に満ちた純粋な愛が描かれます。
一方、『マノン』は、愛の悲劇をドラマティックに描いた作品です。マノンは修道院に向かう途中で、神学生デ・グリューと出会い、恋の炎が一気に燃え上がり駆け落ちしてしまいます。今回上演するパ・ド・ドゥは、投宿した寝室で、高まる恋心を押さえきれない二人の情熱的な姿をドラマティックに描く名シーンです。
二つの対照的な愛の姿を描くパ・ド・ドゥを演じ分ける二人の実力派ダンサーの姿をお楽しみいただきたいと思います。
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