ダンサーON！

上演作品『ドン・キホーテ』の見どころ

栗原ゆうさん「アコスタ版『ドン・キホーテ』はエネルギーいっぱいの作品」

今回は、英国バーミンガム・ロイヤルバレエの芸術監督カルロス・アコスタ氏を代表的する『ドン・キホーテ』から第3幕のパ・ド・ドゥを選びました。

全幕上演では出演者たちが声を出す場面もあるほど、最初から最後までエネルギーいっぱいの作品です。また、スペインの香りが漂うような大人っぽい第2幕のパ・ド・ドゥも見どころです。

今回上演する第3幕のパ・ド・ドゥは、いろいろなバージョンがありますが、とてもシンプルで無駄のないパ・ド・ドゥです。バジルとキトリの会話が聞こえるような、ちょっとしたリレーションシップや、少し珍しい白い衣裳での踊りも楽しんでいただけると思います。

マイルス・ギリバーさん「新鮮さとエレガンスさが加味されたアコスタ版」

私はいつも自分の大好きなダンサーがこのパ・ド・ドゥを踊っているのを見るのが好きでした。そして、自分が踊っているときに感じる、フィジカリティーとアスレティシズムに心が躍ります。

カルロス・アコスタ版の『ドン・キホーテ』は、新鮮さとエレガンスさをこのエキサイティングで有名なパ・ド・ドゥに加味していると思います。そしてそれを皆様とシェアできることがとても楽しみです！

＜所属バレエ団紹介>　英国バーミンガム・ロイヤルバレエの魅力

栗原ゆうさん

英国バーミンガム・ロイヤルバレエは長い歴史をもつツアーカンパニーであり、公演回数がとても多いのが特徴です。そのためメンバーは極めて団結力があり、とても雰囲気の良いカンパニーです。近年は海外ツアーがコロナ禍の影響でなかなか実施されていませんでしたが、来シーズンから再開されると思うのでとても楽しみです！

マイルス・ギリバーさん

英国バーミンガム・ロイヤルバレエは僕が小さい頃からずっと憧れていたカンパニーで、このバレエ団男性ダンサーのように強靭で優れたテクニックを持ったダンサーになりたい！といつも思っていました。そうしたこともあって僕にとってこのバレエ団はとても大切な場所です。また、10年間のプロとしてこのバレエ団で活動できたことをとても誇りに思っています。長い伝統を持つバレエ団の歴史の一部に自分が関わっていられることや、カンパニーが変化発展していく経過を間近で目撃できていることが嬉しいです。

ダンサーOFF！

一問一答　スタート！

とっておきオフショット

栗原ゆうさんから皆様へのメッセージ

観客の皆様に心から楽しんでもらえるよう、私たちも精一杯楽しんで踊りたいと思います☆劇場でお会いできるのを楽しみにしています。