本日シェイクスピアの戯曲をもとにしたバレエ作品を二本立てでお楽しみいただく、「シェイクスピア・ダブルビル」が開幕いたしました。

『マクベス』はオリヴィエ賞など数多くの賞を受賞し、世界的に活躍しているウィル・タケットを迎え、新国立劇場バレエ団から世界に発信するオリジナルバレエ。スコットランドの作曲家、ジェラルディン・ミュシャによって作曲された同名作品にインスピレーションを得て、オペラや映画でも幾度となく題材として取り上げられてきたこの物語が、タケットの手で新たに生まれ変わりました。

カンパニープレミエの『夏の夜の夢』は、英国バレエの巨匠フレデリック・アシュトンによる傑作で、まるで絵本の世界から飛び出したような森と妖精たちの世界が華麗に描かれます。コロナ禍の影響により2021年から延期され、満を持しての上演となりました。

それぞれのカーテンコールでは、客席から熱い拍手とスタンディングオベーションがダンサーやクリエイティブスタッフたち、指揮者やオーケストラに贈られました。

公演は2023年5月6日（土）まで。
悲劇と喜劇のダブルビルでお届けする、バレエならではのシェイクスピアの世界をどうぞお見逃しなく。