開場25周年記念公演『ジゼル』＜新制作＞が本日初日を迎えました。

記念シーズンとなる2022/2023シーズン、舞踊部門はロマンティック・バレエの不朽の名作『ジゼル』で開幕いたしました。
本作は吉田都芸術監督が初めて演出を手掛け、英国ロイヤルバレエで長らく活躍したイギリス人振付家のアラスター・マリオットが改訂振付を担当。伝統的なスタイルを守りつつ、よりストーリーが伝わりやすく演劇的に深みのある『ジゼル』が誕生しました。
ディック・バードによる16世紀の絵画からヒントを得て、時代考証のもと忠実に再現された舞台美術も大きな見どころで、まさに総合芸術というに相応しいプロダクションです。

カーテンコールではダンサー、マエストロやオーケストラ、そしてクリエイティブ・スタッフたちへ、満員の客席からスタンディングオベーションが贈られました。

公演は2022年10月30日（日）まで。新しい息吹が吹き込まれた古典の傑作をどうぞお見逃しなく。