新国立劇場からのお知らせ

理事長再任および芸術監督就任について

 

6月16日に開催した公益財団法人新国立劇場運営財団令和2年度第2回理事会において、尾﨑元規の理事長再任が決定し、吉田都舞踊芸術参与の舞踊芸術監督就任が承認されました。

理事長(再任)        尾 﨑 元 規 (おざき もとき) 

任期:2020年6月16日から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時まで

舞踊芸術監督          吉 田 都 (よしだ みやこ)

任期:2020年9月1日~2024年8月31日(4年間)

吉田 都プロフィール


9歳でバレエを習い始め、1983年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞。同年、英国ロイヤルバレエ学校に留学。84年、サドラーズウェルズ・ロイヤルバレエ(現バーミンガム・ロイヤルバレエ)へ芸術監督ピーター・ライトに認められて入団。88年にプリンシパル昇格。95年に英国ロイヤルバレエへプリンシパルとして移籍、2010年に退団するまで英国で計22年にわたり最高位プリンシパルを務める。
日本国内では1997年の開場記念公演『眠れる森の美女』をはじめ、新国立劇場バレエ公演での99年『ドン・キホーテ』『シンデレラ』、2000年『ラ・シルフィード』、04年『ライモンダ』ほか、数多くの公演に主演している。
ローザンヌ国際バレエコンクール審査員を務めるほか、後進の育成にも力を注いでいる。バレリーナとしての功績と共にチャリティ活動を通じた社会貢献が認められ、04年「ユネスコ平和芸術家」に任命される。12年には国連UNHCR協会国連難民親善アーティストに任命。
01年芸術選奨文部科学大臣賞、06年英国最優秀女性ダンサー賞、11年第52回毎日芸術賞など受賞多数。07年に紫綬褒章並びに大英帝国勲章(OBE)受賞、17年文化功労者、19年菊池寛賞。