Tokyo RoseTokyo Rose
2023/2024シーズン

フルオーディション Vol.6東京ローズTOKYO ROSE

日本初演
公演期間:
2023年12月7日[木]~24日[日]
予定上演時間:
約2時間30分(第一幕:1時間10分 休憩:15分 第ニ幕:1時間5分)
※時間は変更になる場合があります。(12/6更新)

Introductionはじめに

全ての出演者をオーディションで決定するフルオーディション企画の第6弾として初のミュージカル作品『東京ローズ』をおおくりします。2019年にイギリスのBURNT LEMON THEATREが製作した本作は、戦中戦後に歴史の波に飲み込まれながら、アメリカと日本、二つの祖国に翻弄された女性が自身の権利を奪われながらも、決して諦めることなく戦う姿を描く、女性6人によるミュージカル。演出は、新国立劇場では『東京ゴッドファーザーズ』を手掛け、緻密な物語の世界観を丁寧に描き出した藤田俊太郎が担います。

22年12月から始まったオーディションには936名の応募者がエントリーし、二度にわたる映像審査を経て、1月下旬から2月初旬にかけて一次、二次選考を実施し、6名の出演者が決定しました。


<BURNT LEMON THEATREと"TOKYO ROSE">
BURNT LEMON THEATREは2017年に活動を開始した英国の女性を中心メンバーとした演劇集団。"TOKYO ROSE"の作家カーラ・ボルドウィン、英国版の演出を手掛けたハンナ・ベンソンをはじめ、メンバーの多くが演出と俳優、振付と俳優、作曲と俳優、など公演においては色々な役割を兼任しながら作品創作を行っている。本国では次代を担う演劇集団として、今最も注目を浴びる演劇集団である。

"TOKYO ROSE"は19年にエディンバラ・フリンジで初演され、完売したBURNT LEMON THEATREの代表作で、その年のUNTAPPED AWARD、Les Enfants Terribles Stepladder Award を受賞。ディベロップを重ねながら21年に英国内ツアーを行った。台本・作詞はメンバーのメリヒー・ユーンとカーラ・ボルドウィン、作曲はウィリアム・パトリック・ハリソンによる。日本軍が第二次世界大戦中におこなった連合国側向けプロパガンダ放送の女性アナウンサー「東京ローズ」として唯一知られているアイバ・トグリ(戸栗郁子)を描いた物語である。

Schedule公演日程

公演日程

        
2023年 12月7日 木曜日 19時
12月8日 金曜日 19時
12月9日 土曜日 13時
英国クリエーター達が登壇!スペシャルシアタートーク
12月10日 日曜日 13時
12月11日 月曜日 休演
12月12日 火曜日 貸切※
12月13日 水曜日 14時
12月14日 木曜日 14時
シアタートーク
託児マーク
12月15日 金曜日 19時
12月16日 土曜日 13時 18時
12月17日 日曜日13時
ぴあスペシャルデー
(貸切)※
12月18日 月曜日 休演
12月19日 火曜日 14時
12月20日 水曜日 14時
12月21日 木曜日 14時
12月22日 金曜日 19時
12月23日 土曜日 13時 18時
12月24日 日曜日 13時
     
※12月17日(日)13:00公演は「ぴあスペシャルデー(ぴあ貸切公演)」のため、前売り券は「チケットぴあ」で販売いたします。新国立劇場ではZ席のみ販売します。

チケットぴあ販売サイトはこちら

  • 12月12日(火)は貸切公演のため、Z席を含めチケット販売はございません。
  • 12月19日(火)、20日(水)は1階及び2階の一部に学校団体が入る予定です。


託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。


     

予定上演時間

約2時間30分(第一幕:1時間10分 休憩:15分 第ニ幕:1時間5分)
※時間は変更になる場合があります。(12/6更新)

会 場

新国立劇場 小劇場

ご注意事項

  • 開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staffスタッフ

スタッフ

  • 【台本・作詞】メリヒー・ユーン/カーラ・ボルドウィン
  • 【作曲】ウィリアム・パトリック・ハリソン
  • 【翻訳】小川絵梨子
  • 【訳詞】土器屋利行
  • 【音楽監督】深沢桂子/村井一帆
  • 【演出】藤田俊太郎
  • 【振付】新海絵理子
  • 【美術】原田 愛
  • 【照明】日下靖順
  • 【音響】黒野 尚
  • 【衣裳】宮本宣子
  • 【ヘアメイク】井上京子
  • 【演出助手】大舘実佐子
  • 【舞台監督】棚瀬 巧
  • 翻訳小川絵梨子
  • 演出藤田俊太郎
  • 音楽監督深沢桂子
  • 訳詞土器屋利行
プロフィールを表示する

キャスト

  • 飯野めぐみ
  • シルビア・グラブ
  • 鈴木瑛美子
  • 原田真絢
  • 森 加織
  • 山本咲希
  • 飯野めぐみ
  • シルビア・グラブ
  • 鈴木瑛美子
  • 原田真絢
  • 森 加織
  • 山本咲希

Profile

【翻訳】小川絵梨子(OGAWA Eriko)

2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。
近年の演出作品に、『おやすみ、お母さん』『管理人/THE CARETAKER』『ダディ』『ダウト~疑いについての寓話』『検察側の証人』『ほんとうのハウンド警部』『作者を探す六人の登場人物』『じゃり』『ART』『死と乙女』『WILD』『熱帯樹』『出口なし』『マクガワン・トリロジー』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『CRIMES OF THE HEART ―心の罪―』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『ユビュ王』『夜想曲集』『RED』『スポケーンの左手』など。
新国立劇場では『レオポルトシュタット』『アンチポデス』『キネマの天地』『タージマハルの衛兵』『骨と十字架』『スカイライト』『1984』『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』『星ノ数ホド』『OPUS/作品』の演出のほか、『かもめ』『ウィンズロウ・ボーイ』の翻訳も手がける。

     

【訳詞】土器屋利行(DOKIYA Toshiyuki)

ロンドン大学インペリアルカレッジを化学/経営学で卒業。『ミス・サイゴン』、『プリシラ』、『マイ・フェア・レディ』、『ラ・カージュ・オ・フォール』、『ペテン師と詐欺師』、『モダン・ミリー』などに出演。『モンティ・パイソンのスパマロット』、『フル・モンティ』、『タイトル・オブ・ショウ』、『エドウィン・ドルードの謎』、『ヤング・フランケンシュタイン』、『ブロードウェイと銃弾』、『サムシング・ロッテン!』、『プロデューサーズ』、『アニー』(一部楽曲)、『BE MORE CHILL』、『MEAN GIRLS』(翻訳)などの翻訳・訳詞を手掛けるほか、グラミー賞やトニー賞生中継の通訳なども務める。

【音楽監督】深沢桂子(FUKAZAWA Keiko)

国立音楽大学ピアノ科卒。 1987年、宮本亜門演出のShowStopperシリーズ第一弾『I GOT MERMAN』で音楽監督、編曲を務め 、以来、 数多くのミュージカル音楽監督を務める。2005年からオリジナルミュージカルを作曲。『VIVA! Forties』をはじめKAAT『ピノキオまたは白雪姫の悲劇』秋田わらび座、愛媛の坊っちゃん劇場への作品など数多く手がける。そのほか作曲・音楽監督として携わった主な作品に、11年『ヒロイン』、12年『Newヒロイン』、18年『DAY ZERO』、19年『イノサン』、22~23年『手紙』、23年坊ちゃん劇場『ジョンマイラブ 』など。 17年『手紙』において第24回読売演劇大賞上半期スタッフ賞ノミネート。

【演出】藤田俊太郎(FUJITA Shuntaro)

東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。在学中の2004年、ニナガワ・スタジオに入り、15年まで蜷川幸雄作品に演出助手として携わる。ミュージカル『The Beautiful Game』の演出で第22回読売演劇大賞優秀演出家賞、杉村春子賞を、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の演出で第24回読売演劇大賞優秀演出家賞を、『ジャージー・ボーイズ』『手紙2017』の演出で第42回菊田一夫演劇賞を、絢爛豪華祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』、ミュージカル『NINE』『VIOLET』の演出で第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第42回松尾芸能賞優秀賞演劇部門をそれぞれ受賞。そのほかの主な演出作品に、『ラヴ・レターズ』『ミネオラ・ツインズ』『ピーター・パン』『Take Me Out』『sound theater Ⅵ・Ⅶ』『ダニーと紺碧の海』、美女音楽劇『人魚姫』『話してくれ、雨のように...』『喜劇一幕・虹艶聖夜』など。新国立劇場では、『東京ゴッドファーザーズ』を演出。

閉じる

Storyものがたり

「Who is Tokyo Rose?」

アイバ・トグリ(戸栗郁子)は1916年にアメリカで生まれアメリカで育った日系二世。日本語の教育を受けることなく1920~30年代のアメリカで青春を過ごした。叔母の見舞いのために25歳で来日し、すぐに帰国するはずが、時代は第二次世界大戦へと突入、アメリカへの帰国も不可能となってしまう。そこでアイバは、母語の英語を生かし、タイピストと短波放送傍受の仕事に就く。戦争によって起こる分断や、離散、別れ。多くの人々を襲った不幸がアイバ自身とその家族の身にも降りかかる。
やがてラジオ・トウキョウ放送「ゼロ・アワー」の女性アナウンサーとして原稿を読むことになったアイバ。その女性たちをアメリカ兵たちは「東京ローズ」と呼んだ。終戦後、アイバが行っていたことは、日本軍がおこなった連合国側向けプロパガンダ放送であったとされ、本国アメリカに強制送還され、国家反逆罪で起訴されてしまう。

本国アメリカから、戦中日本の悪名高きラジオアナウンサー「東京ローズ」であった罪を問われることとなったアイバ。彼女は本当に罪人だったのか......?

Ticketsチケット

チケット料金

席種 A席 B席
料金(10%税込) 7,700円 3,300円
席種 料金(10%税込)
A席 7,700円
B席 3,300円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます

Z席 1,650円(10%税込)

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2023年9月30日(土)10:00~10月10日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2023年10月1日(日)10:00~10日(火)

一般発売日:2023年10月14日(土)10:00~

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

ご購入はこちら

【Pコード:519-503】

イープラス

ご購入はこちら

ローソンチケット

ご購入はこちら

【Lコード:32208】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
U25・39優待チケットについてはこちら

Z席の購入方法

  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5746)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。