2021/2022シーズン

シリーズ「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」Vol.1アンチポデスThe Antipodes日本初演

プレビュー公演:
2022年 4月3日[日]、4日[月]プレビュー公演中止(3月29日更新)
公演期間:
2022年 4月14日[木]~ 4月24日[日]

4月8日[金]~4月11日[月]公演中止(4月7日更新)、4月13日[水]公演中止(4月11日更新)
予定上演時間:
115分(休憩なし)
※時間は変更になる場合があります。(4月19日現在)

Introductionはじめに

小川絵梨子芸術監督4年目のシリーズ企画は「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」。対面を避け言葉だけのコミュニケーションとそのツールを手に入れた現代人が、一方的に投げつける、あるいは、投げつけられる言葉の多くは、時に正論のようでただの批判になっていないだろうか、極論をぶつけるだけで議論として成立さえしていないのではないか。時として、相手を傷つけることが目的になっていないか。直接耳に届く声と、内なる声に耳を傾け、そこから始まる議論や対話を描く作品が並びます。

第一弾は、『フリック』で2014年ピュリッツァー賞も受賞したアニー・ベイカーによる『アンチポデス』。「地球の裏側」を意味するタイトルを冠した戯曲に登場するのは、閉ざされた部屋で物語を作り出す、という作業をしている8人の男女。人に渡す言葉の在り方を、他者との関係性を、今一度、立ち止まって考えたい、というテーマのもとにお届けする「だれかが"おはなしをする"お話、を描いた物語」。様々な危機に陥った世界にとって「ものがたり」がどのような価値を持つのか、観客と一緒に考えたいと、小川絵梨子自らが演出をいたします。

※『アンチポデス』『ロビー・ヒーロー』『貴婦人の来訪』のシリーズ上演にあたり、この三作品に共通するテーマや切り口をより明確にお伝えしたいと考え、ラインアップ発表時からシリーズタイトルを変更させて頂きました。

Schedule公演日程

公演日程

プレビュー公演 公演中止(3月29日更新)

2022年 4月3日 日曜日 15時
4月4日 月曜日 19時

本公演 8日[金]~11日[月]公演中止(4月7日更新)、13日[水]公演中止(4月11日更新)

2022年 4月8日 金曜日 19時
4月9日 土曜日 13時
4月10日 日曜日 13時
4月11日 月曜日 13時
シアタートーク
4月12日 火曜日 休演
4月13日 水曜日 13時
4月14日 木曜日 13時
4月15日 金曜日 19時
4月16日 土曜日 13時
4月17日 日曜日 13時
4月18日 月曜日 13時
4月19日 火曜日 休演
4月20日 水曜日 13時
4月21日 木曜日 19時
4月22日 金曜日 19時
4月23日 土曜日 13時 18時
4月24日 日曜日 13時

予定上演時間

115分(休憩なし)
※時間は変更になる場合があります。(4月19日現在)

会 場

小劇場

ご注意事項

  • ロビー開場は開演45分前、客席開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービスは当面休止させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【作】アニー・ベイカー
  • 【翻訳】小田島創志
  • 【演出】小川絵梨子
  • 【美術】小倉奈穂
  • 【照明】松本大介
  • 【音響】加藤 温
  • 【衣裳】髙木阿友子
  • 【ヘアメイク】高村マドカ
  • 【演出助手】渡邊千穂
  • 【舞台監督】福本伸生
  • 翻訳小田島創志
  • 演出小川絵梨子
プロフィールを表示する

キャスト

  • 白井 晃
  • 高田聖子
  • 斉藤直樹
  • 伊達 暁
  • 亀田佳明
  • チョウ ヨンホ
  • 草彅智文
  • 八頭司悠友
  • 加藤梨里香
  • 白井 晃
  • 高田聖子
  • 斉藤直樹
  • 伊達 暁
  • 亀田佳明
  • チョウ ヨンホ
  • 草彅智文
  • 八頭司悠友
  • 加藤梨里香
  • 白井 晃
  • 高田聖子
  • 斉藤直樹
  • 伊達 暁
  • 亀田佳明
  • チョウ ヨンホ
  • 草彅智文
  • 八頭司悠友
  • 加藤梨里香
  • 白井 晃
  • 高田聖子
  • 斉藤直樹
  • 伊達 暁
  • 亀田佳明
  • チョウ ヨンホ
  • 草彅智文
  • 八頭司悠友
  • 加藤梨里香

Profile

【作】アニー・べイカー(Annie BAKER)

劇作家。1981年アメリカ、マサチューセッツ州出身。ニューヨーク大学卒業後、2009年にニューヨーク市立大学ブルックリン校にてMFAを取得。これまでの主な戯曲に『Body Awareness』『Circle Mirror Transformation』『The Aliens』『John』などがある。『Circle Mirror Transformation』と『The Aliens』でオビー賞受賞。12年に脚色を手掛けた『ワーニャ伯父さん』では衣裳デザインも行った。作品はこれまでに米国内150以上の劇場および世界各地で上演されている。17年にマッカーサーフェローシップ受賞。現在はテキサス大学オースティン校にて教鞭を執る。
14年にオビー賞およびピュリッツァー賞を受賞した『フリック』は新国立劇場で16年に上演されている。

【翻訳】小田島創志(ODASHIMA Soshi)

1991年、東京生まれ。東京大学大学院在籍。お茶の水女子大学、東京藝術大学、明治薬科大学非常勤講師。専門はハロルド・ピンター、トム・ストッパード、デイヴィッド・ヘアを中心とした現代イギリス演劇研究。また、英語圏における小説のアダプテーション(翻案)について、研究成果を日本英文学会などで発表。戯曲翻訳としては『受取人不明 ADDRESS UNKNOWN』、新国立劇場では『タージマハルの衛兵』が上演されている。また、講談社ウェブマガジン『クーリエ・ジャポン』で記事翻訳を担当。

【演出】小川絵梨子(OGAWA Eriko)

2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。近年の演出作品に、『ほんとうのハウンド警部』『作者を探す六人の登場人物』『じゃり』『ART』『死と乙女』『WILD』『熱帯樹』『出口なし』『マクガワン・トリロジー』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『CRIMES OF THE HEART ―心の罪―』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『ユビュ王』『夜想曲集』『RED』『スポケーンの左手』など。
新国立劇場では『タージマハルの衛兵』『骨と十字架』『スカイライト』『1984』『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』『星ノ数ホド』『OPUS/作品』の演出のほか、『かもめ』『ウインズロウ・ボーイ』の翻訳も手がける。

閉じる

Storyものがたり

ある会議室に男女8人が集められている。
そこがどこであるのか、いつであるのかも不明だが、リーダーであるサンディのもと、彼らは企画会議として「物語を考える」ためのブレインストーミングを始める。新たなヒット作を生むためである。
サンディは「ドワーフやエルフやトロルは無し」と言う。恐ろしさや怖さの中にも消費者が親近感を覚えるリアルな物語を採用したい、と。
既存の作品の焼き増しではない新しい物語を生み出すために、参加者たちは競うようにして自分の「リアル」な物語を披露していく。やがて会議室の外に世界の終末のような嵐が訪れる。

Ticketsチケット

チケット料金

プレビュー公演

席種A席B席
料金(10%税込) 5,500円 2,200円
席種 料金(10%税込)
A席 5,500円
B席 2,200円

本公演

席種A席B席
料金(10%税込) 7,700円 3,300円
席種 料金(10%税込)
A席 7,700円
B席 3,300円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

「シリーズ 声」演劇3作品通し券 のご案内

2022年4月~6月に上演される3作品を同時購入でお得にお買い求めいただけます。

  • 4月公演『アンチポデス』(作:アニー・べイカー 翻訳:小田島創志 演出:小川絵梨子)
  • 5月公演『ロビー・ヒーロー』(作:ケネス・ロナーガン 翻訳:浦辺千鶴 演出:桑原裕子)
  • 6月公演『貴婦人の来訪』(作:フリードリヒ・デュレンマット 翻訳:小山ゆうな 演出:五戸真理枝)

20,700円(正価 23,100円のところ、10%OFF)

購入特典として「プラスワンチケット10%割引きクーポン」をもれなくプレゼント!

詳細はこちらから

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2022年3月5日(土)10:00~7日(月)

新国メンバーズ先行販売期間:2022年3月6日(日)10:00~7日(月)

一般発売日:2022年3月13日(日)10:00~

  • 通常の座席配置での販売を予定しております。
  • 政府及び東京都の判断により、イベント収容率の制限に変更が生じた場合は、途中でチケットの販売を停止する場合がございます。

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Pコード:509-482】

イープラス

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

ローソンチケット

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Lコード:35682】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
青少年のための優待チケットについてはこちら

Z席の購入方法

  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5746)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。