【レポート】新国立劇場ホワイエで「ランチタイム・コンサート」開催

オペラストゥディオ(オペラ研修所)では、6月20日新国立劇場オペラパレス・ホワイエにて、「ランチタイム・コンサート」を開催、日頃の研鑽を披露しました。

佐藤正浩オペラ研修所長が「聴衆の皆様によってアーティストは成長します。次代を担う若手オペラ歌手がお客様の前で歌う場を増やし、これを機会に彼らのファンになっていただけたら」と開催の挨拶をし、演奏が開始されました。

今回は新国立劇場オペラストゥディオ(オペラ研修所)第25・27期生10名が、誰もが知る名作オペラや、知る人ぞ知る名作オペラの中から珠玉のアリアなどを披露しました。歌手一人一人が演奏の前に作品内容を紹介。歌手が自らユーモアを交えながら作品について語ることで、より作品が身近に感じられ、演奏家の素顔も垣間見られる楽しいコンサートとなりました。

演奏後は会場の皆様から温かで盛大な拍手をいただきました。

☆プログラム☆

1.『リゴレット』より「女心の歌」（G.ヴェルディ作曲）演奏：矢澤 遼

2.『魔弾の射手』より「すらりとした若者がやってきたら」（C.M.ウェーバー作曲） 演奏：有吉琴美

3.「禁じられた音楽」（S.ガスタルドン作曲）　演奏：永尾渓一郎

4.『ツァイーデ』より「おやすみ、いとしい人よ、安らかに」（W.A.モーツァルト作曲）　演奏：島袋萌香

5.『アルジェのイタリア女』より「頭が重いよ」（G.ロッシーニ作曲） 演奏：小野田佳祐

6.『ディドとエネアス』より「私が大地に横たわるとき」（H.パーセル作曲）演奏：牧羽裕子

7.「最後の陶酔」（O.レスピーギ作曲）　演奏：大竹悠生

8.『死の都』より「私の憧れ、私の幻」（E.W.コルンゴルト作曲）　演奏：松浦宗梧

9.『ラ・ボエーム』より「私が街を歩けば」（G.プッチーニ作曲）　演奏：野口真瑚

10.『真珠採り』より「いつかのような暗い夜に」（G.ビゼー作曲）　演奏：冨永春菜
ピアノ演奏：越前皓也

△コンサート終了後記念撮影


こうした日々の様々な研鑽の成果をぜひ劇場でご覧ください。