情報センター

お知らせ

5階情報センター閲覧室にて〚バクスト画『眠れる森の美女のための衣裳デザイン集』〛只今公開中!

sousyoku.png

The Designs of Leon Bakst for The Sleeping Princess
眠れる森の美女のための衣裳デザイン集 
Bakst, Leon〔画〕 

    セルゲイ・ディアギレフ率いるバレエ・リュスの
1921年ロンドン公演『眠れる森の美女』のためのレオン・バクスト
による舞台美術集。豪華絢爛な舞台衣裳を多数収録。

2020/2021シーズン バレエ『眠れる森の美女』公演(2/20・21・23)に合わせ

情報センター所蔵のバクスト画『眠れる森の美女のための衣裳デザイン集』を公開展示しています。

原版、翻訳文16ページ、全54枚の図版もすべて展示しています。ぜひお立ち寄りください。

 

バクスト2.jpg

レオン・バクスト

レオン・サモイロヴィッチ・バクスト自画像.jpg

(Leon Samoilovitch Bakst, 1866年2月8日 - 1924年12月28日)

ロシアの画家、挿絵画家、舞台美術家、衣裳デザイナー。セルゲイ・ディアギレフが主宰した

バレエ・リュスで、舞台美術を担当した。

 
舞台美術家としてのバクストの業績は、バレエ・リュスのバレエ作品に目立つ。

バレエの衣裳といえば、真っ白なチュチュとタイツというイメージが強いが、そこには、青や黄色、

ピンクなど、鮮やかな色彩やモチーフが多用された衣裳の数々が目に飛び込んでくる。

色彩が鮮やかなだけではなく、当時では最先端となるアセテートやナイロンなどの化学繊維も多用

しており、24金の糸やオコジョの毛皮などが使われゴージャスである。

 

バレエ・リュスBallets Russes

ロシア出身の芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフ(1872年 - 1929年)が主宰したバレエ団。「ロシア・バレエ団」とも呼ばれ、1909年にパリのシャトレ座で旗揚げをしてから、ディアギレフ死去後の1929年に解散するまでの間、パリを中心として活動し、今日のモダンバレエの基礎を築き、その革新的なステージで一世を風靡したバレエ団である。

ワツラフ・ニジンスキーをはじめとするバレエダンサーや振り付け家に加え、20世紀を代表する作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーら、数々の有名アーティストを輩出。ココ・シャネルも参画するなど、新しいスタイルの「総合芸術」としてバレエだけでなく美術やファッション、音楽の世界にも革新をもたらした。今でも大きな影響力を持つ伝説的な存在となっている。ピカソマティスキリコ等多くの前衛アーティストを魅了した。

 

BAKST1.jpgBAKST30.jpgのサムネイル画像 

現在5階情報センターにて、全54枚の図版、原版と翻訳文を展示中です。

ご来場の際は開室カレンダーをご確認ください➡情報センターホームページ 

IMG_0153.jpg(原図版本)

 

※こちらより図版54枚すべてがご覧いただけますWeb資料集BAKST25.jpgBAKST23.jpg

BAKST4.jpgBAKST6.jpg