情報センター
《百十五年の時を経て― 蝶々さんとジャポネズリ》オペラ『蝶々夫人』特別展
《新国立劇場情報センター所蔵品展》オペラ『蝶々夫人』初演時の衣裳・小道具デザイン原画展
をご案内しております。
1904年、プッチーニがスカラ座にてオペラ『蝶々夫人』を上演するにあたり、
当時第一の人気のフランスのデザイナーLucien Jusseaume(ルシアン・ジャスウム1851-1925)が描いた、
衣裳と小道具の水彩による原画。
現在情報センター閲覧室にて展示中です。
百十五年の時を経て― 蝶々さんとジャポネズリの世界観をご堪能下さい。
衣裳デザイン画の横に、寸法、材料、色合いの他下着や小物に至るまで細かい指示が書かれています。
総数57葉で、全演者25名の衣裳デザインや、髪型、衣裳の文様、舞台小道具及び所作なども厚紙に詳しく描かれています。
世界中から取り寄せた、過去の公演プログラムです。
様々な国の美しいマダム・バタフライをぜひ
ご覧ください。
そのほかにも・・・
<舞台衣裳特設コーナー>
ワダエミ氏、ひびのこづえ氏、緒方規矩子氏をはじめ日本を代表する
衣裳家の作品集・デザイン画集や、
フランス政府の依頼により写真家 田原圭一氏が8年かけて撮影した、
フランス・パリ オペラ座の衣裳の写真集もご覧になれます。
2019年6月に逝去された、演出家・映画監督のフランコ・ゼッフィレッリ氏特集のコーナーも設置。
新国立劇場の開場記念公演『アイーダ』の演出として招聘され、妥協のない徹底した演出により、
オペラの中のオペラとして圧倒的人気を博しています。
その他、貴重な専門書から、劇場ならではの戯曲のコレクション、小説やプログラムまで多彩な本を取り揃えており、ご自由にご覧いただけます。
ただいまオペラ『魔笛』のパパゲーノとパパゲーナの衣裳も展示中です。
■《情報センター》閲覧室への行き方
メインエントランスを入って、右側の壁に沿ってスロープを進み、右手にあるエレベータで5階へお上がりください。
ぜひご利用ください。
開室時間 10:00~18:00 (最終受付 17:30)
休室日 原則月曜日・火曜日(祝休日及び主催公演日は原則として開室します。)特別休室日、年末年始