研修所ニュース

2019年度末のバレエ研修所のクラスの様子をご紹介します

 

3月はじめに予定されていた「エトワールへの道程2020」の公演が残念ながら中止となりましたが、その後3月中には年度末の締めくくりとして、新型コロナウイルスへの感染予防の対策を講じながら、各カリキュラム最後の授業を実施しました。



【演劇基礎研修】(小林七緒講師)

毎年、演劇研修所と合同の授業を実施しています。

今年は第15期生と「ロミオとジュリエット」のバルコニーシーンを創作しました。

小林先生からは「相手に伝わるようお互いの良いところを生かせるよう大きく表現しよう」とのアドバイスをもとに、 自由な発想でグループごとに楽しく取り組みました。 最後の発表では、言葉で表現しそれに動きがつくことで、動きが振付ではなく、思いが連動したものになりました。

今後それぞれの分野で、この貴重な経験を生かしていってほしいと思います。

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演劇研修所15期生と(前列右から4人目 小林七緒先生)

 

 
【スパニッシュ・ダンス】(小島章司講師)

昨年11月の「バレエ・オータムコンサート2019」では小島先生振付の『檸檬哀歌』に取り組みました。

レッスンは年間通して行っており、最終日のこの日はギターの生演奏に合わせて『檸檬哀歌』を通して踊り、一年を終了しました。小島先生ありがとうございました。

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スパニッシュ・ダンスのレッスンの様子
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小島先生、アシスタントの先生、ギタリストの方と15期生

 

 

【クラシカル・バレエ】(イルギス・ガリムーリン講師)

2019年度の最終レッスンは、イルギス先生のパ・ド・ドゥクラスでした。

修了する15期生の5人のレッスン風景もこのクラスで見納め。 小倉主任講師も最後のレッスンを厳しくも優しいまなざしでご覧になっていました。

終了後15期生たちは、名残惜しそうに先生に感謝の気持ちを伝えたり、また先生から励ましの言葉をいただいたりしながらスタジオを後にしました。

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小倉先生、イルギス先生、ピアニストの方と

 

新型コロナウイルス感染拡大による影響で落ち着かない不安な日々が続きますが、新年度もバレエ研修所の活動と、プロとしての道を歩み始めた15期生の応援を引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

また、スパニッシュ・ダンスの小島章司先生が、2月にスペインのアンダルシア地方、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラで毎年開催されているフラメンコのフェスティバル(第24回フェスティバル・デ・ヘレス)に出演し世界初演の演目『Lorca x Bach』を披露し絶賛されたことが、さまざまな現地メディアで紹介されました。

その時の公演についてはこちらをご覧ください。

https://www.shojikojima.com/ja/news/lorcaxbach.shtml (小島章司フラメンコ舞踊団WEBサイト)